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1979年冬 北海道旅行 9日目


2月10日

北海道の旅も最終日となりました。

函館の朝は地吹雪吹き荒れる悪天候。
昨夜登った函館山も雪で霞んでいます。

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青森行きの連絡船は夕方なので函館の街を観光しました。

旅友さんの運転で市内を回りました。
当時の車はチェーン装着かスパイクタイヤ。
AT車はなくほとんどマニュアル車でした。

雪の坂道で信号停止すると結構焦ります。
青信号に変わる前にギアをローに入れて進むか止まるか
半クラでギリギリの状態を保ちアクセルをゆっくり踏んで発進。
アクセル踏みすぎるとツルーン・・
弱いとガック!・・とエンストしました。

坂道の多い函館の街をドライブするのも冷や汗モンです。
旅友さんも雪の坂道発進は大の苦手なようで赤信号を避けて走っていました。



坂の上から港を見下ろす。
正面は函館港と駒ヶ岳方面。

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こちらの坂は雪が溶けていません。

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ハリストス正教会
後ろは函館山。
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昨日訪れたチャチャ登りと聖ヨハネ教会
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これはどこだったか・・・??分かりませんがいい雪景色です。
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いよいよ北海道を離れる時が来ました。


函館港 14:40 青函連絡船 津軽丸乗船


雪と戯れた1週間。
連絡船は函館の岸壁を離れていきました。
お世話になった旅友さんもずっとターミナルで手を振ってくれましたが
その姿も次第に雪の中へ消えていきました。


北海道の別れの哀愁を思い切り感じていると同時に
来るときの津軽海峡大揺れの恐怖体験がよみがえます。

ところが帰りの揺れはそれほどでもなく
青森湾にはいってからはゆったりとした船旅でした。


青森港 18:30 着


青森駅の立ち食いうどん屋さんへ。
その時店内で流れていたBGMがオフコースの「さよなら」。
北海道や旅友さんとの別れ直後だけに何だか泣けてきた記憶があります。
いまだにオフコース聞くと青森駅のうどん屋が浮かんできます。


帰りは奮発して寝台特急に乗りました。
 乗ったのは左に止まっているブルートレイン 24系ゆうづる6号

右は538系 ゆうづる10号と思われます。
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青森発車時点ではほぼ一両独占状態でした。
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19:15 青森駅出発。


10系寝台とは違って幅も広く車内も新しくまさに走るホテルのようでした。

常磐線経由、上野行。
ぐっすり眠っていて常磐線区間は全く記憶なしです。

結局夜行乗車でしっかり起きていたのは行きの津軽1号のみで
あとはしっかり寝ていました。


上野 6:00着

降りた瞬間、あったかい・・・
昨日までの雪景色はもうありません。
今日からまた日常の毎日です。

連れのℍ山君との1979年 冬の北海道旅行が終わりました。

この旅の後3年後に新婚旅行で再び北海道を訪れましたが
それ以降は訪れる事無く時が流れてしまいました。


今はコロナで難しい日々ですが
また行きたい!元気なうちに。


1979年冬 北海道旅行 今回で終わりです。


ご覧いただいた方がた、
本当にありがとうございました。







by nebosuke337 | 2021-09-12 20:25 | 列車の旅 | Comments(0)

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